小池篤史 こどものいるばしょ

 特に都会では、こどもの居場所である遊びの場が少ないと感じる。そこで、こどもの学習・生活の拠点である学校を遊びの場の中心としても機能させるため、学校の中に遊びの場を点在させ、それを教室などの空間で繋いでいく。様々な体験のできる場所や魅力的な空間を作ることで一生のうちで小学校に通う間の僅かな期間であるけれども、休み時間や放課後も休日も“いつもそこに居た”という記憶がずっと残るような小学校を提案する。