山形佳右 再生の導

 足尾銅山松木渓谷は鉱毒の影響によりはげ山になってしまった場所である。現在国やNPOによって植樹活動が行われているが、カラミという名の廃棄物が山肌に大量に堆積され、植樹の大きな妨げとなっている。しかしこのカラミはレンガとして再利用することが可能である。

 そこでカラミレンガ作りと植樹活動への参加型プログラムを用意し、この場所を訪れる人々の手によって風景を再生させていく一つの道導を示す。