須賀典子 あいだに暮らす。

 住戸のあいだには、住む人ごとの多様な可能性が秘められている。ライフスタイルの変容に対応しながら、それぞれの生活に合わせた空間構成を取り込むことが求められる。

 かべに挟まれた空間は“他との距離感を築くきっかけ”を作る。“個”がにじみ出し風が流れ、やがて表通りには集合全体の表情が現れる。

 住み継がれる新しい住まい方の提案。